ひとりじゃないの

曖昧さ回避 この項目では、天地真理の楽曲について説明しています。ドラマ30枠で放送された小川範子主演のドラマについては「ひとりじゃないの (テレビドラマ)」をご覧ください。
ひとりじゃないの
天地真理シングル
B面 ポケットに涙
リリース
ジャンル アイドル歌謡曲
時間
レーベル CBS・ソニー
作詞・作曲 小谷夏(作詞)
森田公一(作曲)
馬飼野俊一(編曲)
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1972年度年間6位(オリコン)
  • 天地真理 シングル 年表
    ちいさな恋
    1972年
    ひとりじゃないの
    (1972年)
    虹をわたって
    (1972年)
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    ひとりじゃないの」は、1972年5月21日に発売された天地真理の3枚目のシングル。

    概要

    女性アイドル」の概念を世間に確立させたと言われる、天地真理の現時点で最大のヒットシングルである。

    オリコン集計売上60万枚。累計売上は110万枚(公称)[1]または126万枚[2]

    作詞の「小谷夏」とは、天地が「隣りのまりちゃん」として出演していたTBSテレビドラマ時間ですよ」(森光子堺正章らと共演)の演出家でもある久世光彦ペンネーム[3]

    本楽曲で大晦日の「第23回NHK紅白歌合戦」に初出場。白のジャケット・パンツルックで紅組のトップバッターを務めた。また、南沙織小柳ルミ子が前年からの連続出場を果たし、いわゆる "新三人娘" が初めて揃って出場したのもこの回であった。天地の歌唱に合わせて手拍子する南・小柳の様子が映されたり、南が「純潔」を歌うバックで天地・小柳がパンダ着ぐるみをかぶって踊ったりと、ヤングアイドル全盛時代の到来を感じさせる演出が繰り広げられた。後日、紅白初出場の思い出として、「歌い終わった後に突然美空ひばりさんが来て『大丈夫だったわよ、堂々としてたわよ』と台本にない事を話しかけてくれたのが嬉しかった」と語っている[4]

    当時は「真理ちゃんスマイル」などという言葉に代表される様に、イメージ最優先の日々であったという。常にスタッフに囲まれていた為に他の歌手とまともに話すこともできず、恋人などは以ての外で「『ひとりじゃないの』を歌っていたけど、(心は)ひとりだったの」と天地自身が打ち明けた事がある[5]。しかしその甲斐があってか、アイドルとしてのイメージは今もなお強烈な印象を残しており、石橋貴明松田聖子、天地と3年間同事務所であった志村けん爆笑問題などこの頃の天地を語るとき「本当に物凄い人気だった」と懐述する芸能人も多い。

    オリコンチャート成績

    • オリコン10位以内には、1972年(昭和47年)6月5日に2位で初登場。その後1位を6週連続で獲得し、12週にわたってオリコン10位以内にランクイン、100位以内に24週に渡ってランクインするロングヒットした曲となる。オリコン集計では60.1万枚。これは累積売上と同じで天地真理のシングル曲の中では最高売上である。また、1972年(昭和47年)年間オリコンでは6位を記録するなど、1972年(昭和47年)の歌謡界を代表する作品の1つとなった。

    収録曲

    1. ひとりじゃないの
      編曲:馬飼野俊一
    2. ポケットに涙 
      編曲:森田公一

    収録作品

    カバー

    • チューインガム(1972年10月21日、アルバム「風と落葉と旅びと/岡田さんの手紙」)
    • 沢田亜矢子(1973年、アルバム「アザミの花/特別な友だち」)
    • Gemini(2001年)[6]
    • カバーソング・ドールズ(2007年、アルバム「Cover Song Dolls」)
    • 2011年5月25日、東日本大震災復興支援チャリティーソングとして、石川ひとみ、伊藤蘭、太田裕美、大島花子、桑江知子、サエラ、ザ・リリーズ、ラヴァーズソウル、広谷順子、中尾ミエ、松本明子、michiko、山下久美子による歌唱で発表された。同日、itunesで配信を開始した。

    関連項目

    脚注

    [脚注の使い方]
    1. ^ 天地真理「スリムになるってステキなことネ―天地真理の白雪姫ダイエット」、1997年。ISBN 4-575-28699-0。
    2. ^ 週刊現代』2020年8月22・29日号、160頁。
    3. ^ 阿久悠愛すべき名歌たち ー私的歌謡曲史ー」、1999年7月19日。ISBN 4-00-430625-6。
    4. ^ ステラ臨時増刊号 「紅白50回 栄光と感動の全記録」(NHKサービスセンター 2000年)
    5. ^ 2003年9月放送の日本テレビ特番「壮絶バトル 花の芸能界」での発言。
    6. ^ TBS系テレビドラマ「ひとりじゃないの」の挿入歌として使用された。
    7. ^ ton. (2021年3月31日). “エヴァンゲリオンでマリが歌っていた曲は何?シン・エヴァ・Q・破まで一挙に紹介”. 無料歌詞検索サイトUtaTen. IBGメディア. 2021年7月13日閲覧。
    シングル

    水色の恋 - ちいさな恋 - ひとりじゃないの - 虹をわたって - ふたりの日曜日 - 若葉のささやき - 恋する夏の日 - 空いっぱいの幸せ - 恋人たちの港 - 恋と海とTシャツと - 想い出のセレナーデ - 木枯らしの舗道 - 愛のアルバム - 初めての涙 - さよならこんにちわ - 夕陽のスケッチ - 矢車草 - 愛の渚 - 夢ほのぼの - 愛・つづれ織り - 初恋のニコラ - 私が雪だった日

    スタジオ・アルバム

    水色の恋/涙から明日へ - ちいさな恋/ひとりじゃないの - 虹をわたって - 明日へのメロディー - 若葉のささやき/さよならだけ残して - 恋する夏の日 - 空いっぱいの幸せ - 恋と海とTシャツと/恋人たちの港 - 小さな人生 - 童話作家

    ライブ・アルバム

    天地真理オン・ステージ - 私は天地真理

    その他のアルバム

    君よ知るや南の国

    ベスト・アルバム(LP)

    ギフト・パック 天地真理(1972年版) - ギフト・パック 天地真理(1973年版) - 天地真理ヒット全曲集(1974年版) - 天地真理デラックス - 天地真理ヒット全曲集(1975年版) - Best of Best 天地真理のすべて - 天地真理ヒット全曲集(1976年版) - THE BEST / 天地真理(1977年版) - THE BEST / 天地真理(1978年版) - THE BEST / 天地真理(1979年版) - THE BEST / 天地真理(1980年版)

    ベスト・アルバム(CD)

    天地真理ベスト・コレクション(1986年版) - 天地真理ベスト・コレクション(1995年版) - GOLDEN J-POP/THE BEST 天地真理 - GOLDEN☆BEST 天地真理 コンプリート・シングル・コレクション・アンド・モア - 天地真理BEST OF BEST - 天地真理35th Anniversary - エッセンシャル・ベスト 天地真理 - 天地真理スーパー・ベスト - GOLDEN☆BEST 天地真理 コンプリート・シングル・コレクション・アンド・モアBlue-spec CD) - GOLDEN☆BEST 新三人娘 〜天地真理・小柳ルミ子・南沙織〜 - GOLDEN☆BEST 天地真理 - ゴールデン☆アイドル 天地真理

    CD-BOX
    出演テレビ番組
    テレビドラマ

    時間ですよ(第2・第3シリーズ) - 花嫁はおかみさん - おはよう - おしろい花

    バラエティ番組
    (通称『真理ちゃんシリーズ』)
    テレビアニメ

    星の子チョビン(ナレーター)

    出演映画
    主演
    助演
    主演アダルトビデオ
    関連人物
    関連項目

    渡辺プロダクション - ソニー・ミュージックエンタテインメント

    オリコン週間シングルチャート第1位(1972年6月12日-7月17日付)
    1月
    2月
    3月
    4月
    5月
    6月
    • 5日 瀬戸の花嫁(小柳ルミ子)
    • 12日・19日・26日 ひとりじゃないの(天地真理)
    7月
    8月
    9月
    • 4日 旅の宿(よしだたくろう)
    • 11日・18日・25日 京のにわか雨(小柳ルミ子)
    10月
    11月
    • 6日・13日・20日・27日 女のみち(宮史郎とぴんからトリオ)
    12月
    • 4日・11日・18日・25日 女のみち(宮史郎とぴんからトリオ)
    • シングル:1967
    • 1968
    • 1969
    • 1970
    • 1971
    • 1972
    • 1973
    • 1974
    • 1975
    • 1976
    • 1977
    • 1978
    • 1979
    • 1980
    • 1981
    • 1982
    • 1983
    • 1984
    • 1985
    • 1986
    • 1987
    • 1988
    • 1989
    • 1990
    • 1991
    • 1992
    • 1993
    • 1994
    • 1995
    • 1996
    • 1997
    • 1998
    • 1999
    • 2000
    • 2001
    • 2002
    • 2003
    • 2004
    • 2005
    • 2006
    • 2007
    • 2008
    • 2009
    • 2010
    • 2011
    • 2012
    • 2013
    • 2014
    • 2015
    • 2016
    • 2017
    • 2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • デジタルシングル:2017・2018
    • 2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • 合算シングル:2018・2019
    • 2020
    • 2021
    • 2022
    • 2023
    • 2024

    • ストリーミング:2018・2019
    • 2020
    • 2021
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    • 2024
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    P新世紀エヴァンゲリオン
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    パチンコ(ドラム)

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    パチスロ

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    楽曲

    集結の園へ - 慟哭へのモノローグ - 集結の運命 - 暫し空に祈りて - Final Call - Teardrops of hope - 集結の果てに - 集結の時 〜Territory〜 - 終結の槍 - 終結のはじまり

    開発・販売

    フィールズ - ビスティ

    関連項目
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