アンダーソン・エスピノーザ

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓(父方の姓)はエスピノーザ第二姓(母方の姓)はドミンゲスです。
この記事の項目名には以下のような表記揺れがあります。
  • アンデルソン・エスピノサ
アンダーソン・エスピノーザ
Anderson Espinoza
オリックス・バファローズ #00
2024年3月10日 京セラドーム大阪
基本情報
国籍 ベネズエラの旗 ベネズエラ
出身地 カラカス
生年月日 (1998-03-09) 1998年3月9日(26歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
160 lb =約72.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2022年5月30日
NPB / 2024年3月30日
年俸 4500万円(2024年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
派遣歴
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

アンダーソン・ホセ・エスピノーザ・ドミンゲスAnderson José Espinoza Dominguez1998年3月9日 - )は、ベネズエラカラカス出身のプロ野球選手投手)。右投右打。オリックス・バファローズ所属。

経歴

プロ入りとレッドソックス傘下時代

2014年8月15日にアマチュア・フリーエージェントでボストン・レッドソックスと契約し、プロ入り。

2015年に傘下のルーキー級ドミニカン・サマーリーグ・レッドソックスでプロデビュー。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・レッドソックス、A級グリーンビル・ドライブでもプレーし、3球団合計で15試合に先発登板して0勝2敗、防御率1.23、65奪三振を記録した。

2016年は開幕からA級グリーンビルでプレーし、17試合に先発登板して5勝8敗、防御率4.38、72奪三振を記録した[2]

パドレス傘下時代

2016年7月14日にドリュー・ポメランツとのトレードで、サンディエゴ・パドレスへ移籍した[3]。移籍後は傘下のA級フォートウェイン・ティンキャップス(英語版)でプレーし、8試合(先発7試合)に登板して1勝3敗、防御率4.73、28奪三振を記録した。また、移籍前を含めた2球団合計では25試合(先発24試合)に登板して6勝11敗、防御率4.49、100奪三振を記録した。

2017年にMLB.comが発表したプロスペクト(英語版)ランキングでは19位、パドレスの組織内では1位にランクインした[4][5]。この年は7月にトミー・ジョン手術を受け[6]、全休した。

2018年もシーズンを全休した。オフの11月20日にルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[7]

2019年も全休した。

2020年COVID-19の影響でシーズン中止となったため、公式戦での登板は無かった。

2021年は一度AA級サンアントニオ・ミッションズに配属されたが[2]、A級ティンキャップスの開幕ロースター入りした[8]。5月3日のウェストミシガン・ホワイトキャップス(英語版)戦で1709日ぶりに復帰した[9]

カブス時代

2021年7月30日にジェイク・マリスニックとのトレードで、シカゴ・カブスへ移籍した[10]。この年こそメジャー昇格とはならなかったが、翌2022年8月17日にメジャー初昇格を果たした。昇格後は7試合に登板し、0勝2敗、防御率5.40、WHIP1.64の成績を残した。オフの11月10日にFAとなった。なお、この年のオフには彼の母国であるベネズエラのウィンターリーグリーガ・ベネソラーナ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル)に参加し、レオネス・デル・カラカスに所属した。

パドレス傘下復帰

2022年12月15日にパドレスとマイナー契約を結ぶと、21日にAAA級エルパソ・チワワズに配属された。しかし、2023年は1試合もメジャーでの登板がないまま、オフの11月6日にFAとなった。また、この年もベネズエラのウィンターリーグに参加している(当初はカルデナレス・デ・ララに所属していたが、12月18日にエストレージャス・デ・オシデンテに移籍している)。

オリックス時代

2024年1月16日、オリックス・バファローズと契約したことが球団から発表された。背番号は00[1]。推定年俸は4500万円[1]

3月30日、開幕第2戦となった福岡ソフトバンクホークス京セラドーム大阪)で来日初先発し、6回2安打無失点で来日初勝利を挙げた[11]

投球スタイル

最速157kmのストレート、カーブ、チェンジアップと、ポテンシャルの高い球種が3つあり、投球センスも年齢以上と評されている[12][13]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
2022 CHC 7 0 0 0 0 0 2 0 0 .000 85 18.1 14 4 16 0 4 19 1 1 11 11 5.40 1.64
MLB:1年 7 0 0 0 0 0 2 0 0 .000 85 18.1 14 4 16 0 4 19 1 1 11 11 5.40 1.64
  • 2023年度シーズン終了時

記録

NPB

初記録
投手記録
打撃記録

背番号

  • 51(2022年)
  • 00(2024年 - )

脚注

  1. ^ a b c 「オリックスが新外国人投手2人を発表 カスティーヨは昨年ロッテでプレー」『スポニチ Sponichi Annex』2024年1月16日。2024年1月16日閲覧
  2. ^ a b MLB公式プロフィール参照。
  3. ^ Ian Browne (2016年7月14日). “Drew or false: Deal a big boost in Boston” (英語). MLB.com. 2017年6月30日閲覧。
  4. ^ 2017 MLB Prospects Watch – 100 Prospects. MLB.com. Retrieved on June 30, 2017.
  5. ^ 2017 MLB Prospects Watch – San Diego Padres Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on June 30, 2017.
  6. ^ AJ Cassavell (2017年7月28日). “Espinoza set to have Tommy John surgery” (英語). MLB.com. 2019年4月5日閲覧。
  7. ^ AJ Cassavell (2018年11月20日). “SD clears 40-man space with 3 deals; 4 DFA'd” (英語). MLB.com. 2019年4月5日閲覧。
  8. ^ “Padres Set TinCaps 2021 Opening Day Roster” (英語). MiLB.com (2021年5月2日). 2021年5月8日閲覧。
  9. ^ “Espinoza Electrifies in Return” (英語). MiLB.com (2021年5月6日). 2021年5月8日閲覧。
  10. ^ “Padres Acquire Jake Marisnick From Cubs” (英語). MLB Trade Rumors (2021年7月30日). 2021年7月31日閲覧。
  11. ^ a b 「オリックス 2戦目で今季初勝利 エスピノーザが来日初先発初勝利 セデーニョ1号V2ラン マチャドが162キロマークと助っ人トリオが活躍」『デイリースポーツ』2024年3月30日。2024年3月30日閲覧
  12. ^ 「2017プロスペクト・ランキングTOP100」『月刊スラッガー』2017年5月号 日本スポーツ企画出版社 33頁
  13. ^ 「オリックス 157キロ右腕獲得へ エスピノーザ&左の長距離砲トーマスも大筋合意」『デイリースポーツ』2024年1月9日。2024年4月18日閲覧

関連項目

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • Anderson Espinoza stats MiLB.com (英語)
  • 個人年度別成績 A.エスピノーザ - NPB.jp 日本野球機構
  • 00 アンダーソン・エスピノーザ 選手名鑑 - オリックス・バファローズオフィシャルサイト
  • 選手情報 - 週刊ベースボールONLINE
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