コレハレスの戦い

コレハレスの戦い
Batalla de los Collejares
レコンキスタ

グラナダ王国へのカスティーリャの進撃を著す地図。
1406年
場所コレハレス、ウベダバエサグラナダ
結果 カスティーリャ王国の勝利
衝突した勢力
カスティーリャ王国 ナスル朝グラナダ王国
指揮官
エンリケ3世 ムハンマド7世
8世紀
9世紀
  • パンコルボ
  • 第二次ロンスヴォー
  • クラビホ
  • アルベルダ
  • グアダラセテ
  • モンテ・ラトゥルセ
  • モルクエラ
  • ポルボラリア
  • 第一次セリョリゴ
  • 第二次セリョリゴ
  • バルセロナ
10世紀
  • サモラの日
  • パジャリス・リバゴルサ
  • 第一次サン・エステバン・デ・ゴルマス
  • 第二次サン・エステバン・デ・ゴルマス
  • バル・デ・フンケラ
  • アルハンディク
  • シマンカス
  • エステルクエル
  • トレビセンテ
  • ルエダ
11世紀
  • セルベラ
  • カラタニャソル
  • トラ
  • アルベサ
  • アクバト・アル=バクル
  • グラウス
  • バルバストロ
  • パテルナ
  • リャンタダ
  • ゴルペイエラ
  • カブラ
  • ピエドラ・ピサダ
  • モレリャ
  • サグラハス
  • トゥデラ
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  • アルコラス
  • バイレン
  • コンスエグラ
  • 第一次トレド
  • 第二次トレド
  • 第三次トレド
  • 第四次トレド
12世紀
  • モリェルッサ
  • ウクレス
  • ノルウェー人の襲撃
  • 第五次トレド
  • タラベラ・デ・ラ・レイナ
  • 第一次バレアレス諸島
  • サラゴサ
  • カンデスピナ
  • 第一次サンタレン
  • 第二次バレアレス諸島
  • マルトレイ
  • クタンダ
  • アルニソル
  • フラガ
  • 第一次コリア
  • オウリケ
  • オレハ
  • 第二次コリア
  • 第一次モンティエル
  • アルメリア
  • アル=ルディディ
  • 第二次サンタレン
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  • リスボン
  • トゥルトーザ
  • 第三次サンタレン
  • 第一次シルヴェス
  • アラルコス
13世紀
  • アル=ダームース
  • ラス・ナバス・デ・トロサ
  • 第一次ハエン
  • マヨルカ島
  • ポルトピ
  • 第二次ハエン
  • 第一次ヘレス
  • ボリアナ
  • コルドバ
  • エルプイグ
  • 第三次ハエン
  • 第二次セビーリャ
  • 第一次ヘレス
  • ムデハルの反乱
  • ムルシア
  • エシハ
  • マルトス
  • 第一次アルヘシラス
  • 第二次アルヘシラス
  • モクリン
  • イズナジョス
14世紀
15世紀
レコンキスタ後の反乱
  • 第一次アルプハラス
  • 第二次アルプハラス

北アフリカ
  • サレ
  • 第一次セウタ
  • 第二次セウタ
  • 第一次タンジール
  • アシラー
  • 第二次タンジール

コレハレスの戦い西: Batalla de los Collejares)、またロス・コレハレスの戦いは、1406年に発生したレコンキスタ中のカスティーリャ王国ナスル朝グラナダ王国との戦闘。時のカスティーリャ王エンリケ3世と時のナスル朝スルターンであったムハンマド7世による直接対決で会った。コレハレスはスペイングラナダにあるウベダバエサの町の近くにある。

カスティーリャ王国は、グラナダを支配していたナスル朝と和平条約を結んでいたが、権力闘争と宮廷の変化により、ナスル朝は停戦を破ることになった。ムハンマド7世は、モロッコにあったマリーン朝の後押しを受け、ムルシアに侵攻した。ポルトガルとの一連の戦いを終えたカスティーリャのエンリケ3世は、1402年にポルトガルと和平条約を結んだことで、グラナダの脅威に対抗する機会を得た。この作戦に参加したカスティーリャ側の有名な騎士の一人、フアン・デ・トバル・イ・トレド(Juan de Tovar y Toledo)は、コレハレスでの軍事行動の功績もあって土地と称号を与えられた。エンリケ3世は、数世紀にわたるレコンキスタの末、イベリア半島で最後のイスラム教徒の拠点となったグラナダに向かった。両軍は、ウベダとバエサの町に近いコレハレス周辺で合流した。最終的にカスティーリャ軍はグラナダ首長国の軍を撃退した。なおエンリケはその数ヵ月後の1406年12月に亡くなっている。