ソードブレイカー
この項目では、刀剣のソードブレイカーについて説明しています。漫画のSWORD BREAKERについては「SWORD BREAKER」をご覧ください。 |
ソードブレイカー(英語:Sword Breaker)は、武器(刀剣)の一種で普通の刃と櫛状の峰をもつ短剣。
敵の剣(レイピアやサーベルなどの、比較的細身のもの)を峰の凹凸にかませて折ったり、叩き落としたりするのに使う。名前の由来は剣を折ることから。扱いは十手や琉球の古武術の武具にある釵に近いが、より積極的に武器を破壊することが可能である。相手を突くために先端は尖っている。利き手と反対側の手に装備して使用する。マンゴーシュと同様に盾の代わりに発展した。
16-17世紀にイタリアとドイツで使用された(ドイツ語:Degenbrecher、Degenはフェンシングのエペやサーベルなど小剣の意)。 20世紀初頭の文献では、fränkischer Haken とも呼ばれた[1][2]。
- オーストリアのウルマーフェルト城(ドイツ語版)にある展示品
- アメリカ合衆国陸軍第23歩兵連隊の紋章
出典
- ^ ブロックハウス百科事典 kleinen Schwestern(姉妹版)第5版、第1巻 Leipzig 1911., S. 605 [1]
- ^ マイヤー百科事典, Band 6. Leipzig 1906, S. 842 [2]