同じ月を見ている

同じ月を見ている』(おなじつきをみている)は、『週刊ヤングサンデー』(小学館)に、1998年25号から2000年2・3合併号まで連載されていた土田世紀による日本漫画作品。単行本は全7巻。

平成11年(1999年)度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。2005年には窪塚洋介主演で映画化された。

あらすじ

幼なじみのエミの心臓病を治したい一心で、医者の道を歩む鉄矢。恋人同士の二人のもとに、ある知らせが届く。もう一人の幼なじみのドンが、刑務所を脱走したというのだ。人の心を絵に描き出し、その人を癒してしまう不思議な力を持つドン。誰よりも純粋な心を持つドンに、大切なエミを取られてしまうのではないか‥。そんな不安と暗い思い出を抱える鉄矢。そして二人の間で心が揺らぐエミの前に、ドンが7年ぶりに現れる。

書誌情報

  • 土田世紀『同じ月を見ている』 小学館ヤングサンデーコミックス
    1. 1998年11月5日発行 ISBN 4091523110
    2. 1999年2月5日発行 ISBN 4091523129
    3. 1999年5月5日発行 ISBN 4091523137
    4. 1999年8月5日発行 ISBN 4091523145
    5. 1999年12月5日発行 ISBN 4091523153
    6. 2000年3月5日発行 ISBN 4091523161
    7. 2000年5月5日発行 ISBN 409152317X

映画

同じ月を見ている
Under the Same Moon
監督 深作健太
脚本 森淳一
原作 土田世紀
製作 坂上順
黒澤満
早河洋
亀井修
古屋文明
出演者 窪塚洋介
エディソン・チャン
黒木メイサ
音楽 藤原いくろう
主題歌 久保田利伸君のそばに
撮影 北信康
編集 川島章正
製作会社 「同じ月を見ている」製作委員会
配給 東映
公開 日本の旗 2005年11月19日
上映時間 105分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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ポータル 映画
プロジェクト 映画

2005年11月19日公開。「Under The Same Moon」という副題が付けられている。

主演の窪塚洋介は自身の転落事故以来、初の映画出演であり、そもそも「窪塚洋介の復帰映画を作る」という企画から始まった。

当初、窪塚が演じる予定だったのはドンの役であったが、どんな役でもこなせる役者になりたいと願っていた頃を思い出し、今までの自分ならやらなかったであろう鉄矢の役を選んだ。

主題歌は久保田利伸の「君のそばに」。この映画のために書き下ろされた。

全国103スクリーンで公開され[1]、11月19日・20日の全国週末興行成績(興行通信社)では興行収入が約2800万円を記録し、8位発進する[2][3]

キャスト

スタッフ

深作健太監督作品
2000年代
2010年代
カテゴリ カテゴリ

脚注

  1. ^ “Japan Box Office, November 19-20, 2005”. Box Office Mojo. 2017年4月2日閲覧。(英語)
  2. ^ 掛尾良夫「BOX OFFICE REPORT 日本」『キネマ旬報2006年平成18年)1月上旬号、キネマ旬報社、2005年、173頁。 
  3. ^ “国内映画ランキング(2005年11月19日〜2005年11月20日)”. 映画.com (2005年11月22日). 2017年3月27日閲覧。

外部リンク

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