掉挙

仏教用語
掉挙, アウダティヤ
パーリ語 uddhacca
サンスクリット語 auddhatya
チベット語 རྒོད་པ།
(Wylie: rgod pa;
THL: göpa
)
日本語 掉挙
(ローマ字: Jouko)
英語 excitement
restlessness
ebulience
flightiness of mind
クメール語 ឧទ្ធច្ចៈ
(UNGEGN: udthorch-chak)
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掉挙(じょうこ)は仏教が教える煩悩のひとつである。

掉挙とは、心が昂ぶり頭に血が上った状態を指し、対義語である昏沈(心が深く沈んだ状態)とともに、平静な心を失っているため煩悩とされている。

掉挙を静止するには、釈迦は七覚支のひとつである、軽安・禅定・捨の修習を行うと説いている[2]

脚注・出典

  1. ^ 大乗百法明門論
  2. ^ パーリ仏典, パーリ仏典相応部覚支相応 53. Aggisuttaṃ, Sri Lanka Tripitaka Project

関連項目

心所法相宗の心所区分)
遍行
別境
煩悩
随煩悩
小随煩悩
中随煩悩
大随煩悩
不定
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