本龍院

本龍院

本堂
所在地 東京都台東区浅草7-4-1
位置 北緯35度43分2.5秒 東経139度48分10.7秒 / 北緯35.717361度 東経139.802972度 / 35.717361; 139.802972座標: 北緯35度43分2.5秒 東経139度48分10.7秒 / 北緯35.717361度 東経139.802972度 / 35.717361; 139.802972
山号 待乳山(まつちやま)
宗派 聖観音宗
本尊 歓喜天(聖天)・十一面観音
創建年 (伝)推古天皇3年(595年
別称 待乳山聖天
しょうでんさま
札所等 浅草名所七福神
文化財 銅造宝篋印塔(台東区指定文化財)
法人番号 6010505000488 ウィキデータを編集
本龍院の位置(東京都区部内)
本龍院
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山谷堀入口から待乳山を望む。明治中期。

本龍院(ほんりゅういん)は、東京都台東区浅草にある聖観音宗の寺院で、浅草寺の子院のひとつである。山号は待乳山。本尊は歓喜天(聖天)・十一面観音で、待乳山聖天(まつちやましょうでん)とも称される。この寺には浅草名所七福神のうち毘沙門天が祀られている。

歴史

この寺は隅田川べりの小高い丘(待乳山)にあるが、この丘は595年推古天皇3年)9月に出現してが守護したと伝えられ、浅草寺の山号(金龍山)の由来となったと伝えられる。601年(推古天皇9年)この地方が旱魃に見舞われたとき、歓喜天と十一面観音が安置されたと伝えられる。待乳山は、かつては周囲が見渡せる山であり、江戸時代には文人墨客がこの地を訪れている。例年1月に行われる「大根まつり」でも知られる。

名前の由来

待乳は、真土とも書き、この辺り一帯は泥海だったが、ここだけが真の土であったことを由来とする説がある[1]

文化財

  • 台東区指定文化財
    • 銅造宝篋印塔

所在地

  • 東京都台東区浅草7-4-1
※ 東京で一番低い山(標高10m)の上にあり、スロープカーが整備されている。[2]

交通アクセス

  • 浅草駅より徒歩約10分(経路案内)。

ギャラリー

  • 待乳山聖天入口
    待乳山聖天入口
  • 入口脇にある「池波正太郎生誕の地」の碑
    入口脇にある「池波正太郎生誕の地」の碑
  • 待乳山聖天の出世観音
    待乳山聖天の出世観音
  • 待乳山聖天の歓喜地蔵尊
    待乳山聖天の歓喜地蔵尊
  • お供え用の大根
    お供え用の大根
  • 本龍院本堂
    本龍院本堂
  • お下がり大根
    お下がり大根
  • さくらレール(スロープカー)
    さくらレール(スロープカー)
  • さくらレール上部乗降場
    さくらレール上部乗降場

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 『南無観世音 : 金竜山縁起正伝』金竜山縁起編修会 編 (芳林堂, 1912)
  2. ^ パワースポット研究所/東京のパワースポット

関連項目

  • 池波正太郎 - 日本を代表する時代小説作家。1923年大正12年)に待乳山聖天傍にて出生。2007年平成19年)に当本龍院の入り口に池波正太郎生誕の地の碑ができる。
  • ダイコン - 聖天に対するお供え物として知られる。
  • 宝山寺 - 生駒聖天
  • 歓喜院 (熊谷市) - 妻沼聖天

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、本龍院に関連するメディアがあります。
  • 本龍院サイト
  • 台東区サイト
  • 浮世絵に描かれた待乳山
  • 大正時代の待乳山
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