金塊争奪

金塊争奪
Haunted Gold
監督 マック・V・ライト
脚本 アデール・バフィントン(英語版)
製作 レオン・シュレジンガー(英語版)
出演者
音楽 John Peasano
撮影 ニコラス・ムスラカ
編集 ウィリアム・クレメンス(英語版)
製作会社 Leon Schlesinger Studios
配給 ワーナー・ブラザース
公開
  • 1932年12月17日 (1932-12-17)
上映時間 58分
製作国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
言語 英語
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金塊争奪』(きんかいそうだつ、Haunted Gold)は、プレコード時代のアメリカ合衆国で制作された1932年の映画で、マック・V・ライト(英語版)が監督し、ジョン・ウェインが主演した西部劇映画[1]。この作品は、ケン・メイナード(英語版)と彼の馬ターザン (Tarzan) が主演した1928年の映画『爆撃乱闘 (The Phantom City)』のリメイクである。

ハリウッド映画制作倫理綱領(ヘイズ・コード)が導入される2年前に制作された作品であり、黒人の登場人物クラレンス (Clarence) に関わるいくつもの人種差別的な表現などが含まれている。クラレンスは、ハリー・ウッズ(英語版)が演じるライアンから「ダーキー (Darkie)」や「サンボ (Sambo)」と呼ばれ、ギャングたちには「スイカのアクセント (the watermelon accent)」で喋る奴だと言われる。ウェインが演じる主人公メースンも、ある場面でクラレンスを「ボーイ (boy)」と呼ぶ[2]

あらすじ

ジョン・メースンとジャネット・カーターは、それぞれ手紙に呼び寄せられ、廃坑となって久しい金鉱山サリー・アン鉱山を訪れ、知り合う。二人の父たちは、何十年も前にこの鉱山を共同で開発していた。やがて悪漢ジョー・ライアンもここへ来るが、彼の父はかつて金鉱の権利書を不法に奪っていた。ジョンとジャネットは権利書を取り戻そうとするが、亡霊の仕業とされる現象が次々と起きる[3]

キャスト

  • ジョン・ウェイン - ジョン・メースン (John Mason)
  • シーラ・テリー(英語版) - ジャネット・カーター (Janet Carter)
  • ハリー・ウッズ - ジョー・ライアン (Joe Ryan)
  • アーヴィル・アルダーソン(英語版) - トム・ベネディクト (Tom Benedict)
  • オットー・ホフマン(英語版) - ベネディクトの召使いサイモン (Simon - Benedict's Servant)
  • マーサ・マトックス(英語版) - ハーマン夫人 (Mrs Herman)
  • ブルー・ワシントン - クラレンス・ワシントン・ブラウン (Clarence Washington Brown)
  • デューク (Duke) - ジョン・ウェインの馬

脚注

  1. ^ “Haunted Gold”. TCM. 2018年3月24日閲覧。
  2. ^ Haunted Gold - IMDb(英語)
  3. ^ 金塊争奪(1932) - MOVIE WALKER PRESS

関連項目

  • en:John Wayne filmography

外部リンク

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