飯坂バイパス

国道399号標識
国道399号標識

飯坂バイパス(いいざかバイパス)は、福島県福島市を通る国道399号バイパス道路

概要

  • 起点:福島市飯坂町月崎町
  • 終点:福島市飯坂町湯野字作道

飯坂温泉の温泉街、住宅街にあたる飯坂町湯野地内の狭隘区間を迂回し、道路交通の安全性を確保するために現道の南側に新設された路線である。現在は福島県道3号福島飯坂線より西側の部分のみの盲腸線となっているが、計画では飯坂地区中心部を完全に迂回し、伊達方面と南陽方面を直結する道路となる予定である。1991年3月22日に飯坂トンネルを含む1,405mが開通し、2000年3月29日に鵬橋を含む1250mが開通した[1]

交差する路線

沿線

構造物

飯坂町字坂口から飯坂町字原口に跨がり、一級水系阿武隈川水系赤川を渡る。東北地方有数の温泉街である飯坂温泉の歴史と自然を橋上に表現するために、文化のための1パーセントシステムに採択され、くだもの王国福島をイメージした親柱やさくらんぼをイメージした照明灯が整備された。総事業費は5億7500万円[4]

関連項目

脚注

  1. ^ 福島県の土木行政のあゆみ - 福島県建設技術協会
  2. ^ 平成28年度 橋梁点検結果(福島県管理道路) - 福島県土木部
  3. ^ 橋梁年鑑 飯坂大橋詳細 - 日本橋梁建設協会
  4. ^ 福島県の橋梁 平成4年度版 - 福島県土木部